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運命の出会い7☆~誓い~

東京に戻り、数日後日本ダウン症協会主催のダンスライブ本番当日を迎えた。

会場には全国5ヶ所から集まってきたダウン症の子達とその家族で楽屋も客席も大にぎわいだった。

ダンスライブには沖縄のアクターズの選抜メンバーがゲスト出演する事になっていたので、メンバーも会場入りしていた。
しかしそこには父である会長の姿はない。
代わりに社長(現在LOVEJUNXの所属するNPO法人トイボックスの代表理事を努めている)の姿があった。
社長は申し訳なさそうに「アンナ会長今日は来ない。」と一言。
アクターズの牧野アンナとしての最後の舞台で、新たな道を歩む第一歩の、私にとっては大切な日だった。会長としてでなくても父としてそこには来てほしいと願っていた私はガッカリした。

本番が始まる。
私は司会を務め、みんなを紹介する。
各地から集まったダウン症の子達が元気いっぱい舞台に駆け込んでくる。そして思いっきり自由に楽しそうに、幸せそうに踊る。客席で応援する家族や関係者は大きな声援を送る。
みんなのダンスが終わるとアクターズの選抜メンバーのライブ。私が目にする、アクターズ生の最後のライブ。

そして最後出演者全員がステージに出てライブのテーマソングをみんなで歌い、踊る。みんなの顔は満足感でいっぱいで本当に輝いていた。

そして私は最後の挨拶をするため、ステージ中央に立った。
「ダウン症の子達と出会って私の人生観は大きく変わりました。私はアクターズスクールを出て、残りの人生をこの子達にかけます」宣言した。

客席から大きなどよめき。その後大歓声が沸き起こった。
ライブ終了と同時にステージにたくさんの親達が駆け寄って来た。
たくさんの感謝の言葉と感動したと言う思いを聞かせてくれた。
『救世主』と涙ながらに親御さん達が訴えてきてくれる。私は嬉しい気持ちと同時に大きな責任を感じた。

絶対にやめられない!

そう、ダウン症の子達と関わって生きていくと決めた時心に誓った事。自分の都合で子供達から離れたりは何があってもしない。やり続ける。死ぬまでやり続ける。死んでも続くスクールにする。みんなに夢を見させておいて、それを自分の都合で断ち切るようなマネだけは絶対にしない。ステージの上で宣言したのは自分への誓いの意味も含めてだった。

それから一ヵ月半後、私はLOVEJUNXを立ち上げた。

つづく
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