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運命の出会い4☆~希望~

アクターズを離れる決心をしたとは言え、まだ何をするか決められず悶々とした日々が続いていた。他のタレントスクールを任せたいという話も実はあったりしたのだけど、なんかそれはアクターズの子達を思いっきり裏切るような気がして...
だからタレントスクールのインストラクターだけはもうしないと決めていた。


ダウン症の子達とのレッスンも半年を迎え、いよいよ最後のレッスン日となった。それまでは深く考えた事がなかったのに、最後のレッスンを終えて、みんなに囲まれ寄せ書きをもらったら涙が込み上げてきた。「あ~これでもう本番が終わったら、みんなとは会えなくなってしまうんだぁ」そう思ったらすごく悲しくなった。涙する私の肩を抱き、みんなから「大丈夫だよ、また会えるよ」なんて励まされたりした。

レッスンの帰りの電車の中で寄せ書きを読んだ。
あるお母さんからの手紙...
それは私の指導法を褒めてくれるものだった、そして
「これからもレッスンを続けてもらえる事を願って止みません」という言葉。

その瞬間私の中で何か霧がパーっと晴れてくように自分の進むべき道が見えた。「そっか、終わらせる必要はないんだ。私がやればいいんだ!!!」

そのお母さんからの言葉は私の迷いを吹き飛ばし、一瞬で決断させるくらい今の自分にとって必要な言葉だった。自信喪失していた私だったから。
こんな私を必要としてくれる人がいる!
私にやれる事がある!私じゃなきゃ出来ない事がある!
今まで積み重ねてきた事を捨てる事なく新しい道を歩める!
何よりあの子達と一緒にいれる!

ダウン症の子達のダンスライブの本番を迎える前にちゃんとケジメをつけたかった。

数日後、私は沖縄に向かった。
父にアクターズを離れて、ダウン症の子達のスクールをやると告げるために。


つづく
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